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浅井 義樹

【土壌改良:その2】緑肥



 以前に、農学部出身の聡明な人から「緑肥」について教えてもらったことがあり、土壌改善や窒素固定などの効果があるとは聞いてました。ただその時は水耕栽培の植物工場を扱っていたので『関係ないネ』と思っていたら、関係ある状況になっていました(笑)


 営農センターに相談をしながら、今夏は2種類の緑肥を試しにやってみました。昨年2023年8月まで不耕作地(雑草だらけ)で、開墾をして令和6年産小麦を栽培&収穫した「水捌けがよい圃場」と、「悪い圃場」の2箇所です。品種はそれぞれ、雪印種苗さんのネマコロリ田助(でんすけ)を栽培。弊社はまだ播種機がないので種子を散播したあと、トラクターですごーく浅く耕起しました。


 本来は7月中旬ごろに播種するところ、除草剤の散布タイミングと重なったので、播種したのが8月上旬になりまして…小麦の準備が始まる10月上旬まで生育したのですが、最終的な背丈等は思っていたよりも少し小さかったです…それでもキレイな花を咲かせてくれて成長し、根もそれなりに張っていて、その状態でモアで細断しトラクターですきこみました。


 昨年と比較して収量等が改善されたり、他の圃場と比較しての改善があるとよいなと考えています!来年は播種タイミングも合わせて、もう少し緑肥を追求してみます!




(上段:左から)

・散播準備(桶です)

・トラクターで浅く耕起

・ネマコロリの生育


(下段:左から)

・田助の生育(再掲)

・草姿→モアを掛ける前にそれぞれ掘り出してみた(根は切れたかも…)

・モアによる細断後


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