【小麦】緑肥で失敗したお話…
- 浅井 義樹
- 2 日前
- 読了時間: 2分
今回は、緑肥の処理が結果として小麦の発芽に影響してしまった事例についてです。
水はけ改善を目的として、根が深く伸びるタイプ(いわゆるネマコロリ系)の緑肥を導入しました。この取り組み自体は2024年にも行っており、その時は一定の効果を感じていました。2024年は生育がやや控えめで、適時に処理できたこともあり、水はけの改善につながっていました。
一方で2025年は、2024年より約2週間早く播種したこともあり、緑肥の生育が想定以上に進みました。そのため、同じような作業の流れでは対応しきれない状況になっていました。
■ 処理のタイミングについて
今回、刈り取りのタイミングが遅れたのは、トラクター用モア(草刈機)の導入時期を待ったためです。歩行型の草刈機では処理が難しい状態まで生育が進んでいたため、結果的にその選択になりました。
■ 起きたこと
結果として、緑肥はかなり生育が進んだ状態で鋤き込むことになりました。その影響で、
・分解が進みにくい状態になる
・雨後に水が抜けにくくなる
といった変化が見られました。
場所によっては、下から水が上がってくるように感じる箇所もありました。
そのまま小麦を播種しましたが、ほとんど発芽しない結果となりました。
■ 振り返り
2024年は適時に処理できていたことで効果が出ていましたが、2025年は生育が進みすぎたことで、同じ取り組みでも結果が大きく変わりました。緑肥は、資材そのものだけでなく、処理するタイミングや、その後の扱いが結果に直結することを改めて感じました。
■ 今後に向けて
作業のタイミングと設備の準備を、もう少しうまく合わせていきたいところです。また、刈り取りから小麦の播種までの間を適度にあけることも意識しながら、処理後の状態を見て次の作業を進めていければと思います。
■ 補足(緑肥なし区との比較)
なお、隣接の圃場内で緑肥を入れていない箇所では、小麦は比較的安定して発芽していました。
条件が完全に同じではないため単純な比較はできませんが、今回の結果を見る限り、緑肥の処理タイミングが発芽に影響していた可能性は高いと感じています。
■ 最後に
作業の都合と作物の成長は必ずしも一致しないものですが、そのズレがそのまま結果に出ることを実感した事例でした。
この経験も、次に活かしていければと思います。2026年(令和8年)産の小麦の収穫もまもなくです!


















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